2014年07月06日

怪しい彼女(原題:Miss Granny)

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監督:ファン・ドンヒョク
撮影:キム・ジヨン
美術:チョ・ギョンソン
音楽:モグ
出演:シム・ウンギョン(オ・ドゥリ)、ナ・ムニ(オ・マルスン)、ソン・ドンイル (パン・ヒョンチョル)、イ・ジヌク(ハン・スンウ)、ジニョン(パン・ジハ)、パク・イナン(パク氏)

夫に先立たれ、苦しい生活のなか女手一つで息子を育て上げたオ・マルスンおばあちゃん。大学教授になった息子が自慢で、嫁や孫には毒舌で言いたい放題。毎日いびられた嫁は、ストレスで倒れて入院してしまった。たまりかねた家族が、老人施設に入れようかと話しているのを聞いてしまったマルスン。ふらふらと通りかかった写真館で葬儀用の写真を撮影してもらった。なんだか妙な感じがしてガラスに映った顔を見ると・・・中味は70歳のまま、姿かたちが20歳に若返っていた!(ここからナ・ムニからシム・ウンギョンに代わります)。
写真館は跡形もなく消えてしまっていて、このままでは家にも帰れない。マルスンは、ファンだったヘプバーンから思いついた「オ・ドゥリ」と名乗り、新しい生活を始めることにした。彼女の正体に気づいたのはただ一人・・・。

子役出身のシム・ウンギョンは、製作時は19歳だったのですが、方言丸出し+口が悪い+気が強いおばあちゃんを演じてほんとに上手です!大先輩であるナ・ムニの動きをよく観察したのだとか。
見た目と中味のギャップで笑わせるだけでなく、劇中で歌う懐メロもオリジナルの歌も本人という頑張りやさん。次の作品が楽しみな若手です。
激動の時代に一人奮闘したマルスンには自分の夢を見る余裕などありませんでした。韓国の歴史を垣間見ると、そのガンコさも納得。家族も毒舌の内側にあったマルスンの思いを徐々に知ることになります。そんな側面も見せながら「青春よ、もう一度」と願う人には夢のようなお話が展開します。もし20歳に戻れたら何をしますか?

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笑わせ、泣かせの塩梅も絶妙で、ファン監督はこういうセンスもあるのだと感心しました。前作は障害児施設での虐待を描いた『トガニ 幼き瞳の告発』。あの院長役だったチャン・グァンが、今度は不思議な写真屋さんで出演。サプライズ登場の人もいますのでお楽しみに。(白)


2014年/韓国/カラー/125分/ビスタ
配給:CJ Entertainment Japan
(c)2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
http://ayakano-movie.com/

★7月11日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マレフィセント(原題:Maleficent)

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監督:ロバート・ストロンバーグ
製作総指揮:アンジェリーナ・ジョリー、マイケル・ビエイラ、ドン・ハーン
出演:アンジェリーナ・ジョリー(マレフィセント)、エル・ファニング(オーロラ姫)、サム・ライリー(ディアヴァル)、シャルト・コプリー(ステファン)、イメルダ・スタウントン(ノットグラス)、ジュノー・テンプル(シスルウィット)、レスリー・マンヴィル(フリットル)

妖精の国のお隣のある王国に、待ちに待ったプリンセスが誕生した。オーロラ姫と名づけられたばかりのベビーに妖精たちが「美しさ」や「幸せ」を贈っているとき、招かれていない妖精マレフィセントがパーティに現れる。マレフィセントはオーロラ姫へ「16歳の誕生日に永遠の眠りにつく」という呪いをかけてしまった。誰にもその呪いを解くことはできず、まだ贈りものをしていなかった小さな妖精が「真実のキスだけが眠りをさます」と魔法をかける。国王はオーロラ姫の指を刺すことになるという国中の糸紡ぎ機を処分させる。さらにマレフィセントの手が届かないように、オーロラ姫は三人の妖精に預けられ、森の奥深くで育てられることになった。

「眠り姫」のお話を悪役のマレフィセントの側から描いた実写版。なぜマレフィセントがそんな呪いをかけたのかが、マレフィセントの少女時代の人間社会との因縁から解き明かされていきます。アンジェリーナ・ジョリーが製作にも携わり、アニメの魔女と同じ角の生えた黒いコスチュームで圧倒的な存在感を示しています。成長していくオーロラを見守る表情の変化で、邪悪に見えた心の奥にある優しさがわかります。
オーロラに扮するエル・ファニングが可憐。幼少期のオーロラは、アンジェリーナとプラッド・ピットとの愛娘ヴィヴィアンちゃん。彼女に決まったのは、ほかの子どもたちがみんな怖がって近づいてきてくれなかったからだとか。パーティのシーンにはパックス君とザハラちゃんも登場しているそうです。(白)


2014年/アメリカ/カラー/97分/シネマスコープ
配給:ディズニーエンタテインメントオブジャパン
(C) 2014 Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/maleficent

★7月5日(土)2D/3Dロードショー
posted by shiraishi at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?

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監督:高橋栄樹
企画:秋元康
撮影:高橋栄樹、角田真一、木村太郎
出演:AKB48

2013年のAKB48ドキュメンタリー第3弾『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』につぐ第4弾。2013年の第5回選抜総選挙から2014年6月まで監督自らカメラを手にメンバーたちに密着。これまでよりさらにリアルな表情を捉えている。昨年末紅白歌合戦での大島優子の卒業宣言以後、大きな岐路に立たされたメンバーたち。ニュースでも大きくとり上げられた握手会での事件、大規模なメンバーの移籍、組閣、第6回選抜総選挙、大島優子の卒業コンサートなど見ごたえ十分。ファンは必見。

このシリーズのおかげでメインの人たちの区別がつくようになりました。2005年の結成からこれまで、活動は拡大していき、現在は研究生たちも含めると350名を越える大所帯になっているようです。その頂点にいる人たちにはそれだけの魅力があり、輝き続けるための努力もハンパではありません。
今回のほぼ主役の大島優子さんは、自分を特別なにかがあるわけでない器用貧乏みたいに言っていましたが、その万人に愛されるキャラと仲間と観客を第一に思う姿勢こそが特別なのだと思いました。彼女の背中を見て、目標にしている少女たちが後に続いています。みんなの夢が叶うようにと、オバチャンも祈らずにいられません。(白)


2014年/日本/カラー/120分
配給:東宝映像事業部
(C)2014「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会
http://www.2014-akb48.jp/
7月4日(金)よりロードショー
posted by shiraishi at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする