2014年03月07日

アナと雪の女王(原題:Frozen)

anatoyukinojyoou.JPG
監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
脚本:ジェニファー・リー
製作総指揮:ジョン・ラセター
音楽:クリストフ・ベック
オリジナル・サウンドトラック:ディズニー・レコード
ジュニアノベル:偕成社刊
声の出演: クリステン・ベル(アナ)、イディナ・メンゼル(雪の女王/エルサ)、ジョナサン・グロフ(クリストフ)、ジョシュ・ギャッド(オラフ)、サンティノ・フォンタナ(ハンス)、アラン・テュディック(ウェーゼルトン公爵)、キアラン・ハインズ(パビー)

日本語吹替版:神田沙也加(アナ)、松たか子(雪の女王/エルサ)、原慎一郎 (クリストフ)、ピエール瀧(オラフ)、津田英佑(ハンス)、多田野曜平(ウェーゼルトン公爵)、安崎求(パビー)

触れたものを凍らせてしまう力を持って生まれたエルサ姫は、事故をきっかけに誰とも触れ合わずに閉じこもって暮らすようになった。小さな妹のアナはエルサの心を知らず、寂しい日々を送っていた。時が流れて、エルサが女王となる大切な日、2人は久しぶりに再会する。しかし戴冠式でエルサの力が暴走してしまい、真夏の王国はみるみるうちに雪と氷に閉ざされてしまった。城から逃れたエルザは初めて力を解き放ち、一人雪山に登って氷の宮殿を作り上げる。
残されたアナは、これまで姉が自分を守るために払った大きな犠牲と深い愛情に気づき、氷に閉ざされてしまった王国と、エルサを救おうと雪山へ向かうのだった。

アンデルセン童話「雪の女王」をベースに、王家の姉妹の愛と冒険を描いた物語。禁断の魔力を持って生まれた姉エルサの孤独。反対に、明るく無邪気に育った妹のアナが、夢見た王子に出会ってポーっとなる幼さ、これはアナの成長物語でもあります。凍った町がどうなるのか、自由を得た代わりに家族を失ってしまったエルサの心をどうやって溶かしていくのか、原作とは違う脚色をお楽しみください。アナの旅の仲間となる山男のクリストフと雪だるまのオラフが、躍動感とユーモアを加えます。
スクリーンいっぱいに舞う雪が美しく、エルサやアナの歌も素晴らしいです。女の子ならドレスにも目が丸くなるはず。先日発表されたばかりのアカデミー賞では主題歌賞と長編アニメーション賞の2冠に輝きました。
この公開を記念して、2011年のディズニーのアニメ作品『塔の上のラプンツェル』が3月19日(水)21時〜 TBSテレビ系列で放映されます。『アナと雪の女王』の未公開シーンを含む7分間の特別映像も観られるとか。また、エルサの戴冠式の日、城門に集まった人の中にラプンツェルとフリンの姿があるそうです。私は試写のときには気づかず、公開されたら劇場で確かめようっと。(白)



2013/アメリカ/カラー/1時間48分(短編「ミッキーのミニー救出大作戦」含む)/シネスコ/ドルビー7.1
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(C)2013 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

★3月14日(土)より2D、3Dロードショー

別のスタッフの感想
posted by shiraishi at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グランドピアノ 狙われた黒鍵(原題:Grand Piano)

grandpiano.jpg
監督:エウヘニオ・ミラ
脚本:デイミアン・チャゼル
撮影:ウナクス・メンディア
音楽:ビクトル・レイェス
出演:イライジャ・ウッド(トム・セルズニック)、ジョン・キューザック(スナイパー)、ケリー・ビシェ(エマ・セルズニック)

若き天才ピアニストのトム・セルズニックは、恩師パトリック・ゴーダルーの追悼コンサートのため5年ぶりにステージに立った。かつて大きな失敗をして以来人前で演奏ができなくなっていたが、愛妻エマの支えでようやく克服できたのだ。ステージには恩師の遺したグランドピアノ”インペリアル”がある。深呼吸をして開いた譜面には「1音でも間違えるとお前を殺す」と書かれていた。誰が何のために?震えるトムはスナイパーの照準がぴたりと自分を捉えていることに気付く。彼はエマをも楯に、演奏中のトムを操る。難曲中の難曲「ラ・シンケッテ」の演奏を完璧にこなさなければエマもトムも命はない。

ステージ恐怖症になったピアニストが演奏中に様々な命令を受けながら、難曲を弾きこなすという今までになかったサスペンス。イライジャ・ウッドがこの難しい状況で、ピアノを弾きつつあの大きな目で不安や恐怖と戦う感情を表現しています。ホビットと違って孤立無援。セルフォンが大活躍です。一昔前ならこの設定は無理でしたね。ほぼコンサート会場内で、しかも演奏中です。監督は長編3作目だそうですが、この采配ぶりと、「ラ・シンケッテ」の作曲もされた音楽家でもあるというのに驚きました。(白)
 
2013/スペイン、アメリカ/カラー/91分/シネスコ
配給:ショウゲート

(c)NOSTROMO PICTURES SL /NOSTROMO CANARIAS 1 AIE /TELEFONICA PRODUCCIONES SLU /ANTENA3 FILMS SLU 2013
http://grandpiano-movie.jp/


★3月8日(土)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー


posted by shiraishi at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。