2014年03月02日

偉大なる、しゅららぼん

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監督:水落豊
原作:万城目学「偉大なる、しゅららぼん」(集英社刊)
脚本:ふじきみつ彦
音楽:瀬川英史
主題歌: ももいろクローバーZ 「堂々平和宣言」
出演:濱田岳(日出淡十郎)、岡田将生(日出涼介)、深田恭子(日出清子)、渡辺大(棗広海)、貫地谷しほり(藤宮濤子)、佐野史郎(日出淡九郎)、高田延彦(棗永海)、森若香織(棗の母)、田口浩正(日出洋介)、大野いと(速水沙月)、柏木ひなた(棗潮音)、小柳友(葛西)、津川雅彦(日出淡八郎)、笹野高史(源治郎)、村上弘明(速水義治)

琵琶湖湖畔の町、石走(いわばしり)に住む一族「日出家」には、代々琵琶湖の神より賜った不思議な力が伝えられていた。1300年にわたって守ってきた力は・・・「琵琶湖エリア限定」??分家の涼介は高校入学と同時にその力の修行をすべく本家に寄宿することになった。源治郎の迎えの船で住まいとなる城に送り届けられる。最強の力を持つと言われる跡取りの淡十郎、その姉の清子、師匠の濤子たちとの暮らしが始まった。淡十郎とおそろいのオーダーメイドの制服で登校した涼介は、日出家と長年の宿敵である棗一族の兄妹と出会う。

原作は「鴨川ホルモー」(2006年)で文壇デビューした万城目(まきめ)学氏。2009年に映画化されて、その摩訶不思議な世界と、濱田岳さんのちょんまげに驚いたものです。その後「プリンセス トヨトミ」も映画化されていますが、今回は原点に戻ったかのような不思議なパワーが炸裂するファンタジー作品。
濱田岳さんは今度もビジュアルで驚かせる真っ赤な詰襟で登場。いそうにないキャラでもこの人が演じると説得力が増しますね。恐れるもののないこの「殿」に、涼介はすっかりお供のもの扱いで、面食らうことばかり。青春っぽい恋模様と両家の争いが進むにつれ、不思議な力の秘密が明かされていきます。(白) 

2013年/日本/カラー/114分/ビスタ
配給:東映=アスミック・エース 
(C)2014映画「偉大なる、しゅららぼん」製作委員会 
(C)万城目学/集英社 
http://shurara-bon.com/ 

 ★3月8日(土)より全国順次公開
posted by shiraishi at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!  原題:Student Of the Year

監督:カラン・ジョーハル 

制作:シャー・ルク・カーン 

舞踏監督:ファラー・カーン 

音楽:ヴィシャール=シェーカル

出演:シド・マルホトラ、ヴァルン・ダワン、アーリアー・バット


インド北部の高原にある名門私立高校の聖テレーザ学園。生徒の半分はお金持ちの御曹司やお嬢様、もう半分は奨学金制度で入学してきた優秀な者たち。毎年、学園では校長の独自のアイディアで競うナンバーワンの生徒を決める大会が行われている。学業だけでなく、スポーツ、ダンス等々、すべてを制した者がナンバーワンに輝く。だが、25年続いた伝統の大会も、この年で終わりを告げることになり、校長は学園を去ることになった。 いったい、何が起こったのか・・・


物語は、10年後、校長の危篤を聞きつけた卒業生たちが病院に駆けつけるところから始まる。それぞれが10年前の大会を巡って失ったものを思い出しながら・・・

10年前の大会で優勝間違いなしと注目されていたロハン(ヴァルン・ダワン)。実業界の大物の次男だが、ロックスターを目指していることを父に反対され、兄からも軽蔑されていた。そこに転校してきたハンサムなアビ(シド・マルホトラ)。親を亡くし奨学金制度で入学したスポーツ万能でダンスも上手で頭も切れるアビは、ロハンの対抗馬に。何かとアビに意地悪をしていたロハンだが、サッカーでアビのパスでロハンがシュートした頃から友情が芽生え始める。しかし、ロハンの彼女シャナーヤ(アーリアー・バット)がアビと親しくなり、再び二人は対立するようになる・・・
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2012 EROS INTERNATIONAL MEDIA LIMITED


シャー・ルク・カーン制作とあって、いち早く観たい!と、いそいそと試写に出かけました。今回は、シャー・ルク・カーン本人は出演していませんが、若い新人3人がきらきら輝いています。ロハン役のヴァルン・ダワンもアビ役のシド・マルホトラも映画初主演ですが、2人ともほんとにナイスガイ。 ちなみに私の好みはシド。 シャナーヤ役のアーリアー・バットもキュート。これからの活躍が楽しみな3人です。


ボリウッド流の歌って踊っての場面は実はあまり好きじゃないのですが、本作では、何度も歌と踊りの場面が出てくるのに、どれも自然に場面が移動して気になりませんでした。若さがはじけてて、あんな時代もあったなぁ〜と懐かしくなりました。(踊ってたわけじゃないけど、いろんなことを夢見ていたなぁ〜という意味で!)


昨年ヒットした『きっと、うまくいく』は、大学時代から15年後が描かれましたが、本作は、高校時代から10年後。皆、いろんな経験をして、様々な思いを抱えて大人になっていくのですねぇ。若い人にも、すでに青春をとっくに過ぎた人にもお奨めの1作です。そして、マサラ・ムービーに抵抗のある人も、ぜひご覧ください。(咲)


提供: メダリオン・メディア

配給: アンプラグド

公式サイト  http://www.student-no1.com

2012/インド/146/カラー/ヒンディー語

★2014年5月3日(土)よりシネマライズほか全国順次公開!



posted by sakiko at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | インド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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