監督:カラン・ジョーハル
制作:シャー・ルク・カーン
舞踏監督:ファラー・カーン
音楽:ヴィシャール=シェーカル
出演:シド・マルホトラ、ヴァルン・ダワン、アーリアー・バット
インド北部の高原にある名門私立高校の聖テレーザ学園。生徒の半分はお金持ちの御曹司やお嬢様、もう半分は奨学金制度で入学してきた優秀な者たち。毎年、学園では校長の独自のアイディアで競うナンバーワンの生徒を決める大会が行われている。学業だけでなく、スポーツ、ダンス等々、すべてを制した者がナンバーワンに輝く。だが、25年続いた伝統の大会も、この年で終わりを告げることになり、校長は学園を去ることになった。 いったい、何が起こったのか・・・
物語は、10年後、校長の危篤を聞きつけた卒業生たちが病院に駆けつけるところから始まる。それぞれが10年前の大会を巡って失ったものを思い出しながら・・・
10年前の大会で優勝間違いなしと注目されていたロハン(ヴァルン・ダワン)。実業界の大物の次男だが、ロックスターを目指していることを父に反対され、兄からも軽蔑されていた。そこに転校してきたハンサムなアビ(シド・マルホトラ)。親を亡くし奨学金制度で入学したスポーツ万能でダンスも上手で頭も切れるアビは、ロハンの対抗馬に。何かとアビに意地悪をしていたロハンだが、サッカーでアビのパスでロハンがシュートした頃から友情が芽生え始める。しかし、ロハンの彼女シャナーヤ(アーリアー・バット)がアビと親しくなり、再び二人は対立するようになる・・・
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シャー・ルク・カーン制作とあって、いち早く観たい!と、いそいそと試写に出かけました。今回は、シャー・ルク・カーン本人は出演していませんが、若い新人3人がきらきら輝いています。ロハン役のヴァルン・ダワンもアビ役のシド・マルホトラも映画初主演ですが、2人ともほんとにナイスガイ。 ちなみに私の好みはシド。 シャナーヤ役のアーリアー・バットもキュート。これからの活躍が楽しみな3人です。
ボリウッド流の歌って踊っての場面は実はあまり好きじゃないのですが、本作では、何度も歌と踊りの場面が出てくるのに、どれも自然に場面が移動して気になりませんでした。若さがはじけてて、あんな時代もあったなぁ〜と懐かしくなりました。(踊ってたわけじゃないけど、いろんなことを夢見ていたなぁ〜という意味で!)
昨年ヒットした『きっと、うまくいく』は、大学時代から15年後が描かれましたが、本作は、高校時代から10年後。皆、いろんな経験をして、様々な思いを抱えて大人になっていくのですねぇ。若い人にも、すでに青春をとっくに過ぎた人にもお奨めの1作です。そして、マサラ・ムービーに抵抗のある人も、ぜひご覧ください。(咲)
提供: メダリオン・メディア
配給: アンプラグド
公式サイト http://www.student-no1.com
2012/インド/146分/カラー/ヒンディー語
★2014年5月3日(土)よりシネマライズほか全国順次公開!